英検対策といっても、どのようにカリキュラムを組めばよいか、なかなかわからないですよね?
当校では、英検対策講座の取り方をアドバイスします。
英検一次試験科目
基本どれも、Reading(語彙+読解)、英作文(Writing)、Listeningに分けられます。
英作文(ライティング)
この中で、最も重要なのが、英作文です。点数の1/3を占めますし、他は差がつきにくいですが、この英作文は、できない人は本当にできず、できる人は、満点近い点をもらえています。
ですので、時間が無い人も含め、必ず英作文講座は受講してください。
先生が添削した英作文答案
リスニング
逆に、リスニングパート、こちらは全体の1/3を占めますが、どの級もリスニングは難易度は最も優しく作られています。特に子供は、大人に比べて耳がよいので、このリスニングパートは、それほど対策をせずとも点が取れることが多いです。
ただ、問題に慣れていないと、変な回答をしてしまうお子様もいるかもしれませんので、1回くらいは問題をとていみるか、眺めてみるのをおすすめします。
Readingパート:語彙、読解
– 語彙
残るReadingパート(語彙、読解)ですが、語彙力強化が、英検の英作文対策にもなるので、まず、おすすめです。
特に英検は、高い語彙力を求める試験です。これは上位級になるにつれ大変顕著であり、英作文では、語彙や表現の高さも採点基準になってきます。
また、語彙が増えると、文章読解も早くなりますし、リスニング力にもつながります。英語力のしっかりした土台として、語彙パートを強くおすすめいたします。
– 読解
読解パートについて、読み方のコツがあります。
そもそも、読解(Reading)は、よく先生の間で、
『読まなくていい、回答を探すゲームだ』
と言われています。
英検に文章題は、興味深い文章が多く、時間もそれほど切迫しているわけでないので、内容読解をしても全然よいのですが、
例えば、最初と最後だけをしっかり読み、あとは、パラグラフや文章ごとに、答えを探す、といった解法もあります。
また、Butや、Otherwise、など流れが変わる語句の後は、ほぼ回答が隠れているといったセオリーなど、覚えておくとよいことも多々あるので、お子様の受講をおすすめします。
英検二次試験対策
基本的に、イラストや文章が書いた紙(カード)やお題が渡され、それを使ってスピーキング力を測定します。
対策として、問題形式に慣れることです。
慣れていないことによる緊張で、声も小さく、自信なさげになり、本来の実力通り評価されなくなるからです。
講師とロールプレイ形式の模擬テストを1回から3,4回は行いましょう。
受講プラン公開
長くなりましたが、これらを踏まえて、受講選択の目安を下記に記しました。
全然時間がない人
一次は英作文、二次面接対策、それぞれ最低1回は受講してください。
一回でも受けるのと受けないのでは全然違います。あとは、ReadingとListeningがどんな問題形式をしているか、過去問でチェックしておいてください。
直前対策の人
一次では、英作を3回(3題)は添削してもらってください。そして、語彙、読解のクラスを受講して、最新3回分の問題を解くようにして下さい。これで問題慣れできます。
対策をバッチリしたい人
過去問9回分(3年分)をオススメします。行っていく中で、自分の弱点分野を多く受講するようにしてください。